[男子2] 孫悟空 : 「ついたぞ~!」

[男子2] パワプロくん : (部屋のドアを開ける)

[男子2] 孫悟空 : 「ひゃあ~ひんれえな~!」

[男子2] うちはサスケ : 「………成る程、予想以上だな」

[男子2] パワプロくん : 「ベッドがこんなに沢山あるの、初めて見たぞ。」

[男子2] パワプロくん : 「皆、どこのベッドがいいとかあります?」

[男子2] 魅上照 : 「おっと、お揃いでしたか」
革鞄を携えて、部屋に入り込む

[男子2] 孫悟空 : ここホテルじゃなくて旅館だけどベッドあんのか?

[男子2] うちはサスケ : 「…………」
一先ずに自分の荷物を置く

[男子2] パワプロくん : 「あれ……?おれ疲れてるのかな?なんでベッドがあるなんて思ったんだろ?」

[男子2] 孫悟空 : 「まァしょげるな仙豆でも食え」

[男子2] 魅上照 : 「無い事もないですけれどね、特に今は外国人観光客も多いですしそういった施設も…」

[男子2] パワプロくん : 「ええと……それは食べても大丈夫なやつですかね?」

[男子2] 孫悟空 : 「ああそういえばこれ食ったら腹ふくれるんだった。わりいやっぱなしだ」

[男子2] パワプロくん : 「そ、その豆一つで腹が膨れちゃうんですか!?」

[男子2] うちはサスケ : 「一種のEXレネゲイドに近しい豆か……興味深いものではあるが…」

[男子2] 孫悟空 : 「確か10日はなん食わなくても大丈夫だった気がすっぞ」

[男子2] 魅上照 : 「夕食もまた豪勢でしょうから…勿体なくはないですか?」

[男子2] パワプロくん : 「そうだな……さっきパンも一個貰ったし食べるのはやめておこうかな。」

[男子2] 魅上照 : 鞄を降ろしながら、館内案内表を捲る。
温泉、周辺の観光地、娯楽設備、エトセトラ。

[男子2] うちはサスケ : 「……………」
壁の隅に荷物を置きそのまま靠れる

[男子2] パワプロくん : (部屋の隅に荷物を置く)

[男子2] 孫悟空 : 「傷とかダメージとか一瞬治せっからいいと思ったんだけどよ、この後飯あっからすまねえな」

[男子2] うちはサスケ : 「今回は誰も傷を負わずに終えたからな、幸運なことだ」

[男子2] 魅上照 : 「ふむ、では…疲れもあるでしょうし先にお風呂を頂いてしまいましょうか」

[男子2] パワプロくん : 「ありがとうございます。今度傷ついた時があったら貰いますよ」

[男子2] うちはサスケ : 「………ふむ、もう入るのか」

[男子2] 孫悟空 : 「そうだな~なんにしてもここいたってやることねえしな」

[男子2] 魅上照 : 「おや、先に外でも巡られますか?
確かにお土産などは売っていそうですが・・」

[男子2] 孫悟空 : 「遊ぶにしてもゲーム持ってんのはVTRだ。とりあえずあっちの部屋行ってみっか?」

[男子2] 魅上照 : 「そうですね、食事の時間などの打ち合わせも必要ですし一度向かいましょうか」

[男子2] うちはサスケ : 「………オレが取りに行こうか?」

[男子2] 孫悟空 : 「そうしてもいいけどよ、何やるにしても一応向こうと打ち合わせた方が都合つきやすいんじゃねえか?」

[男子2] パワプロくん : 「あ、俺はちょっと用があるから……一旦抜けても大丈夫ですか?」

[男子2] うちはサスケ : 「………違いないな」

[男子2] 孫悟空 : 「おっいいぞ行ってこい」

[男子2] うちはサスケ : 「……念のため聞くが、何処へだ?」

[男子2] 魅上照 : 「ですね」
軽く湯着の場所を確認しながら、返答する

[男子2] パワプロくん : 「ちょっと人と話に行くだけですよ!」

[男子2] うちはサスケ : 「………行ってこい」

[男子2] パワプロくん : 「終わったら部屋に戻りますね!行ってきます!」

[男子2] 孫悟空 : 「わかった。またなパワプロ!」

[男子2] 魅上照 : 「…ええ、どうぞ」

[男子2] 魅上照 : 「では皆さん、向かいましょうか?」

[男子2] 孫悟空 : 「おう、そうすっか」

[男子2] うちはサスケ : 「…む、いいだろう」

[男子2] うちはサスケ : そう言い、自らの支度を始める

[男子2] 魅上照 : 「鍵は私が持っておきますよ」
テーブルに置かれた鍵を回収して、出口に向かう

[男子2] 魅上照 : (...感覚が鋭い…無用な調査は…
しかし私の荷物を探られないようにするだけでも…最低限は…!)

[男子2] 京町セイカ : コンコン

[男子2] 京町セイカ : 「……ここは留守みたいですね」

[男子2] うちはサスケ : 《熱感知知覚》《異形の痕》

[男子2] うちはサスケ : (……パワプロ君ではないか)

[男子2] 京町セイカ : 「留守なら仕方ないですね……」

[男子2] 京町セイカ : 次の部屋に向かう

[男子2] パワプロくん : 「ただいま~」

[男子2] パワプロくん : 「……誰もいないのかな?」

[男子2] パワプロくん : 「俺も、準備して温泉に行くかぁ……」

[男子2] パワプロくん : 「あ、この通信機どうするかな……」

[男子2] パワプロくん : A.置いておく

[男子2] パワプロくん : B.いや、一応手荷物に持っておいた方がいいだろう。

[男子2] パワプロくん : B

[男子2] パワプロくん : 「う~ん、そこまでかさばらないし持っておくか。なくしてもいけないしな」

[男子2] パワプロくん : 「よし、着替えも持ったし……行くか!」

[男子2] うちはサスケ : 「……急げ」
異空間に穴を開けてパワプロ君を連れて行こうとする

[男子2] 魅上照 :

[男子2] 魅上照 : 片手間に、錠を回す

[男子2] うちはサスケ :  

[男子2] うちはサスケ : 異空間の穴から自らの部屋の前に転移する

[男子2] うちはサスケ : 「……さて……」
《熱感知知覚》で周囲を探る

[男子2] うちはサスケ : 「…………」
そのまま今人がいるであろう女子の部屋まで全速力で向かう

[男子2] 魅上照 : がちゃ、と鍵を開けて。
備え付けの冷蔵庫にしまい込んでいたワインを引き出す

[男子2] パワプロくん : 「戻りましたよ~」

[男子2] パワプロくん : 「……また、誰もいないみたいだな?」

[男子2] パワプロくん : 「う~ん、とりあえずテレビでも付けるか」(ポチッ)

[男子2] うちはサスケ : 「………よう」

[男子2] パワプロくん : 「うわあ!」

[男子2] パワプロくん : 「び、びっくりした……どうも、サスケさん」

[男子2] うちはサスケ : 「ああ、ずっと見なかったから少し疑問に思ってな」

[男子2] パワプロくん : 「……ちょっと用事を済ませてたんですよ。」

[男子2] うちはサスケ : 「……………」
『ちょっと』の単語に深い重みを感じ、沈黙する

[男子2] うちはサスケ : 「まあ、今はまたVTR評議員のアホンダラが好き勝手やらかしてな…奴の部屋は今花火部屋だ」

[男子2] パワプロくん : 「またあの人は……何やってるんだか」

[男子2] うちはサスケ : 「まあ、そう言うわけだが…お前も見に行くか?」

[男子2] パワプロくん : 「ええ、花火は見たいですからね!」

[男子2] 魅上照 : 「ここは...ああ、戻っていましたか」

[男子2] パワプロくん : 「あ、魅上さん」

[男子2] 魅上照 : 「それにサスケさんも…では説明は」

[男子2] うちはサスケ : 「で、どうする?見に行くか?」

[男子2] うちはサスケ : 「ああ、済ませた」
当然のように

[男子2] パワプロくん : 「はい、行きましょう!」

[男子2] 魅上照 : 「……ええ、どうぞ行ってらっしゃい」

[男子2] うちはサスケ : 「………!!」
左眼を見開き向こうの部屋と直通の穴を開ける

[男子2] うちはサスケ : 「《ディメンションゲート》だ、向かうぞ」

[男子2] 魅上照 : 「……(エフェクト、か)」

[男子2] パワプロくん : 「はい!」

[男子2] 魅上照 : 軽く目線を返し、一礼

[男子2] うちはサスケ : 「……では」
同じく、一礼

[男子2] パワプロくん : 「じゃあまた!魅上さん!」

[男子2] うちはサスケ : 挨拶を済ませ、異空間に飛び込む

[男子2] 魅上照 : 「ええ、また」

[男子2] パワプロくん : 「うわあああ~~~~~!!!!」
(異空間に揺られながら)

[男子2] 魅上照 : (エフェクトの効果......発動方法......似通った物はあっても......ここまで異なるのは......)

[男子2] 魅上照 : (..........まぁ、いいか)

[男子2] 魅上照 : 変わらず、歩を進める。
それだけ。

[男子2] 魅上照 : (......隣で聞こえた声......さて......賭けになるか)

[男子2] 魅上照 : 電話を掛ける

[男子2] 魅上照 : 『もしもし、魅上です
京町さんですか?』

[男子2] 京町セイカ : 『はい、こちら京町です』

[男子2] 魅上照 : 『…隣の部屋で雷氏を誘う声が聞こえましたので』

[男子2] 魅上照 : 『もしや姿の見えない他の方についても声を掛けられているかな…と』

[男子2] 京町セイカ : 『はい、きりたんさんと山吹さんへと声を掛けました。」

[男子2] 魅上照 : 『そうですか、ありがとうございます』

[男子2] 魅上照 : 『……継星さんは?』

[男子2] 京町セイカ : 『一人を望んでいる、と判断したため、視界に収めるに留めています』

[男子2] 魅上照 : 『……ああ、見はしているんですね』

[男子2] 京町セイカ : 『遠方ですが、ハイ』

[男子2] 魅上照 : 『……』

[男子2] 魅上照 : 『どんな様子です?』

[男子2] 京町セイカ : 『酔っています、どうやら一人で食事を終えた様です』

[男子2] 魅上照 : 『…今あなた達がいる場所は?』

[男子2] 京町セイカ : 『高台です』

[男子2] 魅上照 : <ディメンションゲート>

[男子2] 魅上照 : 『ぷつん』と、電話が切れる

[男子2] うちはサスケ : 「…………フン、不用心だな」
部屋に入る

[男子2] うちはサスケ : 「……………」
そのまま慣れた手つきで布団を並べていく

[男子2] うちはサスケ : 「……これでよし…後は」
そう思い電子機器に手を出す

[男子2] あかりさん : 「…」
縛られたままゲートを跨いで

[男子2] うちはサスケ : 「………む?」

[男子2] あかりさん : 「…どうも、サスケさんですか」

[男子2] うちはサスケ : 「………さて、アンタに報告したいことが山積みではあるが……」
布団を並べ終えて

[男子2] あかりさん : 「あはは…ええ、多いみたいですね」

[男子2] うちはサスケ : 「まあいい、少なくとも評議員に関してはオレも連帯して責任を負う…」

[男子2] あかりさん : 「それは…まぁ、助かります…アクシズ案件とか触れようがないので」

[男子2] うちはサスケ : 「……さて、早速だがVTR評議員の部屋では花火が行われている」

[男子2] あかりさん : 「は?部屋で?」

[男子2] うちはサスケ : 「アンタも一眼、どうだ?」

[男子2] あかりさん : 「いや部屋の中で!?」

[男子2] うちはサスケ : 「ああ部屋でだ……何やら投射してるようだが…」

[男子2] あかりさん : 「ちょ、え、ああ」

[男子2] あかりさん : 「…ああ成る程、天使の絵の具の類ですか」

[男子2] うちはサスケ : 「……まあ、そんなところか」

[男子2] あかりさん : 「…顔出しだけしときます」

[男子2] あかりさん : 「報告書書くのに缶詰の予定なので…ふぁあ」

[男子2] うちはサスケ : 「…………了解した」

[男子2] あかりさん : そのまま部屋を出て

[男子2] うちはサスケ : 「その時は管轄こそ違えどもオレも協力する……仲間だからな」
同じく部屋を出る

[男子2] 魅上照 : 「……」
陰に溶け込むように、部屋の片隅の黒に染まる

[男子2] 魅上照 : 俺は…何をしたかったんだ?

[男子2] 魅上照 : 私は…悪が嫌いだ

[男子2] 魅上照 : 俺は…合理的に正すべきだと判断した

[男子2] 魅上照 : 私は…しかしかの悪は私が今まで裁いていた悪と同種であっただろうか

[男子2] 魅上照 : 悪……

[男子2] 魅上照 : 夜に窓の上、月を見上げる

[男子2] 魅上照 : 隣の部屋からの喧騒、そして花火の光が夜空に重なって、不気味な美しさと共に煌めいていて。
異様な不安に、心が晒された。

[男子2] 魅上照 :